(0620)新型PS3本体CECH-3000B登場。アナログHD出力には制限も。

　現在、大人気のPS3本体ですが、消費電力を約30W削減した新モデルが登場する事になりました。
製品の品番はCECH-3000Bとなります。

■　詳しい変更点はAV　WATCHさんにて　■

　ざっくばらんに説明しますと、何が変更になったのか？

●１：消費電力が約30W削減された
　従来のCECH-2500Bでは230Wだった消費電力が200Wになりました。

●２：重量が少し減った
　従来のCECH-2500Bでは約3.0kgだったのに対し、約2.6kgに減りました。

●３：電源ボタン、イジェクトボタンのパネル部分の色が変わった
　電源ボタンやイジェクトボタンが配置されている部分のベースカラーが変わりました。

●４：アナログHD出力に制限が加わった
　HDMIケーブル以外でのBlu-rayビデオを再生した場合、画面の解像度が480i以上表示できなくなります。

　主立った変更点は以上です。
他にも本体側面の質感が変わったなどの変更点がありますが、大きな変更点ではなさそうです。

　消費電力などの改善があったのは良いのですが、アナログHD出力に制限が加わったのはマイナスと考える方も少なくないでしょう。
ただ、このアナログHD出力に制限を加えるのはBlu-rayディスクの著作権保護技術のAACSによって策定された物です。
SCEが一方的に制限をしているという訳ではありませんのでご了承下さい。

　今までのPS3本体についてはこの制限はありませんので、ご自宅のテレビにHDMI端子がないけど、Ｄ端子などのアナログケーブルでHD画質を楽しんでいるという方は新モデルのCECH-3000Bではない従来モデルのPS3本体をお買い求め下さい。

　なお、アナログHD出力に制限がかかるのはBlu-rayビデオに限ります。
PS3用のゲームを遊ぶ場合には適用されませんので、ゲームの場合にはアナログケーブルでもHD出力が可能です。

	消費電力が減ったのはいいけど、Ｄ端子やコンポーネントケーブルなどでＨＤ出力をしている方にとっては結構マイナスだよねぇ。
	あーBlu-rayビデオを見るという方にはちょっと気をつけて欲しいですね。
	2011年1月以降に生産されるBlu-rayビデオ対応の機種には全てこの制約が適用されるので、どれを買っても同じになっちゃうんだよね。
	と、いう事は今までのPS3本体はちょっとねらい目かも？
	うーん、そういう言い方もできるかな？
	でも、今までのPS3本体もファームウェアが変更になってアナログHDでBlu-rayが見られなくなっちゃうなんて事は？
	さすがにSCEもそこまではやらないでしょ。 AACSの規定でも2011年1月以降に発売された製品が対象ってなってるからね。
	なるほど。今までのPS3ユーザさんも急いでテレビ＆ケーブルを買い換える必要はなさそうですね。
	ちなみに次の規定が反映されるのは2014年1月以降ね。このタイミングで全アナログビデオの出力が禁止されちゃうから、2014年1月以降に発売される製品ではＤ端子やコンポーネントケーブルでのBlu-rayビデオは視聴不可能になっちゃう。
	視聴不可能とは結構厳しいですね。
	著作権とか色々難しい問題があるからねぇ・・・。 2014年はまだまだPS3も現役だと思うから、ちょっと覚えておいた方がいいかな。
	そんな訳ですので、今回の新型PS3のCECH-3000Bを購入される方はお気をつけ下さいね。