XBOX360。
日本で2005年12月10日に発売開始。
2007年2月末での日本国内販売台数では約30万台。
コアゲーマーには多くの指示を受けているが、いわゆるライトユーザからは見向きもされていないのが現状。
そんなXBOX360ですが、なぜ日本市場で売れていないのかAll Aboutさんで紹介されていました。
個人的な意見となってしまいますが、記事中のご意見についてコメントしてみたいと思います。
>つまずいてしまったはじめの一歩
XBOX360発売日にキラータイトル(これの為に本体を買いたくなるタイトル)が今ひとつ見あたらなかったのが原因だと思います。
「リッジレーサー6」は正直なところ、変わらない面白さはありますが、画面が綺麗になった以外に大きな特徴がありませんでした。
「ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド」も同様に他機種と比べて画面が綺麗にはなりましたが、XBOX360だけの特徴という点では特にありませんでした。
初代XBOXの時の売上げを支えてきた「デッド・オア・アライブ」シリーズの最新作、4が突然の発売日延期になってしまい2週間ちょっと延期になったのは痛すぎました。
ゲームショップではデッド・オア・アライブ4が発売される時が本当のXBOX360の発売日だという合い言葉の元、期待していたのですが・・・。
実際にそれほど本体を牽引する事なく、発売日は過ぎていきました。
これは「結局デッド・オア・アライブ専用機みたいなもんじゃん」と初代XBOXを比喩していた方が結構いらっしゃいました。
初代XBOXは「デッド・オア・アライブ」シリーズの売れ行きが本体の販売を支えていたのは間違いなく、その流れがXBOX360にも当てはまると感じた方が多かったという事ではないでしょうか。
実際に「デッド・オア・アライブ4」の発売日になった時、ソフトの発売予定表には特に魅力的なタイトルがありませんでした。
そんな事からもXBOX360買ってもデッド・オア・アライブだけしか遊ぶゲームが無いと思った方が多かったのではないでしょうか。
そして、見え隠れするPS3の存在もXBOX360の販売数に影響を及ぼしたのは間違いありません。
>ハイデフを強調したCM展開
ハイデフ、いわゆるハイビジョン画質に対応した初のゲーム機という地位を確立したかったのかもしれません。
ですが、ハイデフという単語自体が日本ではなじみがなく、逆に難しいという印象を与えただけではないでしょうか。
その後のTOKIOの起用はPS1がゲーマー以外の層に人気が出て、どんどん販売数を増やしたという過去の実績からライトユーザの獲得を目指したのでしょう。