ファミコンプラザ営業日記

最新の営業日記

7月31日
〜配達〜

ファミコンプラザ各店は愛知県の西三河地方に5店舗あります。
その5店舗を回っての商品の移動や備品の配達も大切な仕事です。
で、このクソ暑い今日に限って私へその役目がやってきました(涙)

スタートは里町店に出勤でした。
里町店へご来店頂いた方はご存じでしょう。
入り口が自動ドアで中はクーラーにより、快適な温度に保たれています。
里町店で荷物を受け取り、車で安城店へ出発!

出発後、5分で汗だくです(涙)
灼熱地獄の20分を乗り越え、安城店へ到着。
クーラーの効いた店内はまさに天国!
しばしの休息と思いきや社長の一言。

社長「すぐにソフトパークとGAME PLアZA33へ行って」

天国から地獄へ。
まさにそんな感じの社長の一言。

おたけ「ただでさえ暑いのに更に南下せなアカンのかぁ〜?」

南下といえども、距離にして約10kmほど南へ行くだけです(爆)
この気温のせいで思考回路が麻痺気味の私にはそんな事まで考えられません(笑)

しかし、言われた以上は行かざるを得ません。
プレステ2を8台積んで走りましたよ、ソフトパークへ・・・

ソフトパークへの距離が後3kmといった距離まで来ました。
車の中ではゆでダコになっている私がいます(涙)
ど〜もクーラーの効きが悪くて(汗)

おたけ「何かこう、一発で冷えるような魔法の道具は無いものか?」

熱気を放つアスファルトを見つめつつ信号待ち。
ふと後方より猛スピードで突っ込んで来るダンプカー発見!

おたけ「やっぱダンプの運ちゃんも暑いし、急いでるのかな?」

残念ながらここは日本です。
どうがんばっても赤信号は守らないとお巡りさんが捕まえてくれちゃいます。
ダンプも信号で止まる事になる・・・
って、スピードが落ちませんよ?
あー、何だかどんどん近づいてくる!
このままだと・・・
PS2、8台と共に圧死したゲーム屋店員
などと明日の朝刊をにぎわせてしまいます!(汗)

そんな妄想を膨らませている間にもルームミラーのダンプカーはどんどん巨大化していきます!
一言で表現するならば「おーたーすーけー!!」って感じです。
ささやかな抵抗としてちょっと前方の車との車間距離を縮める事にしました。

「毒」
もう泣けてきそうでした・・・
前方の車は「毒」搭載車!
何て事でしょうか!?
前方の毒! 後方の暴走ダンプ!

おたけ「このままダンプに車ごと跳ねられた方が楽に死ねるんやろか・・・」
おたけ「それとも毒車に接近してダンプと毒車に潰された方が楽やろか?」

人生の最後にこんな2択を迫られようとはっ!?
そんな事を悩んでいたら・・・
キキキー!!
おお、ダンプが急ブレーキを!

おたけ「ひぇ〜止まれ、止まって、止まってちょーだい!」

悲鳴にも似た叫びがこだまする我が車内(汗)
少し前進して、毒車に接近したためにギリギリセーフでダンプカーは停車。

おたけ、涙目!(爆)
とりあえず、ダンプのドライバーに文句を言っておく事にしました。

おたけ「アホぅ!走馬燈が見えるかと思ったわ!!」

ダンプのおっちゃんも陳謝していたので許す事に。
ええ、でも一発でこんな寒い思いを堪能できるとは思いませんでしたよ。
この灼熱地獄も全然気にせずに配達回りが出来ましたわ〜。

あのままダンプカーが止まらなかったら毒搭載車にカマ掘る事になってましたね。
すると、PS2と一緒に毒まみれで死亡・・・
思い出しただけでぞっとしますわ(涙)

7月17日
〜テニスは格闘技?〜

つい先日、店頭にマリオテニス64の店頭デモサンプルが届きました。
さっそく試遊台に設置して遊んでもらっているんですが・・・
時々いらっしゃいます。
叫びながらゲームをする方

今日、お見えになったのは小学2年生ぐらいの男の子でした。
マリオテニスを遊びだし、すぐに店内に絶叫が響き渡りました(笑)

男の子「ひっさーーーーーつ、サーブ!」

何が必殺なのかよくわかりませんが、本人は至って楽しそうです(笑)
叫び声には色々種類があって聞いてる観客(私&お客さん)を飽きさせません。

男の子「さつじーーーーーん!サーブ!!」
男の子「ビーム!サーブ!!」

一つ言えることはあまりお上品な言葉遣いじゃないということです(笑)
親御さんが聞かれたら泣きたくなるような言葉のオンパレード。
日本人の言葉の乱れを痛感した今日この頃(爆)

言葉の乱れを感じている間にもテニスは続いていました。
そして、コンピュータがその必殺サーブを簡単に打ち返すとまた叫びました。

男の子「このぉ〜!よくもっ!!」

ひたすらサービスエースを狙っていたのでしょうか?
打ち返されただけで大騒ぎです。
ラリーが続こうものなら絶叫のあめあられです。

男の子「くそっ!うおりゃぁぁぁ〜!こんのぉ〜!どーだぁー!」

そんな男の子が気に入ったのでしょうか?
5歳ぐらいの女の子が叫ぶ男の子の後ろでぴょんぴょん跳ねてます(汗)
あたかもテニスプレイヤーを応援するチアガールのごとし!
テニスにチアガールはおらんか(汗)

単純に打ち合いをしていたのですが、男の子が操作説明書を見出しました。
すると、叫び声がちょっと変わって・・・

男の子「さつじーーーーん!ロブ!!」
おたけ「なぬぅ〜!?」

注意:ロブ
ロブとは一般に山なりに相手の頭上を越えていくような軌道をえがくショットです。
効果音にすると「ぽわ〜ん」って感じ。
こんなボールに当たっても赤ちゃんでも死ねません。

しかし、本人は凄く楽しそうです。
ロブの打ち方を覚えたのでしょう。
ひたすら叫ぶ言葉がロブになってます。

男の子「超ロブ!」
男の子「ひっさーーーーーーつ!ロブ!」
男の子「うおおおおお!ロブ!」
男の子「てぇやぁ〜!!!ロブ!!」

もう既にロブという言葉と全く関係ない世界に浸ってます。
サーブにまでロブって言い出しました(汗)
3分ほど「〜ロブ!」と言い続けたのでしょうか?
突然静かになったので帰ったのかと思った瞬間。

男の子「ひっさーーーーーーーーつ!ドロップショット!」

ぐはぁ〜
次のワザを説明書を見て研究していたのかぁ〜(涙)
こうしてまた3分間ほど「〜ドロップショット!」と言い続ける事に・・・
もうさすがに飽きたのか後ろで踊っていた女の子も帰ってしまったというのに(笑)

そして3分後・・・
男の子「必殺!!トス!!」

もぉ、何でもええわぃ!!
・・・大人としてこの男の子に間違いを指摘するべきだったのでしょうか?(汗)
少なくとも私にはできませんでしたよ、ええ。

7月7日
〜星に願いを〜

本日は超大作RPGファイナルファンタジー9の発売日です。
そしてその超大作の影に隠れ気味になってしまいましたが、七夕でもありました。
FF9の販売に大忙しの時、1人のお子様(推定5歳、男の子)が短冊付きのササを持って店内にご来店。
何というかFF9の販売で疲れた私を癒してくれる・・・そんなほほえましい風景でした。

お子様「あっ、えふゅえふゅきゅうだ!」

今や幼稚園児にもその存在を知らしめているのでしょうか?<FF9
つーか、お子様。
えふゅえふゅなんて言う方が難しいわっ!
はやくえふえふって言えるようになるといいね(笑)

しばらくしてお客様の数も減ってきたのでパッケージの整頓にレジを離れました。
さきほどのお子様はササを持ったまま店内をサーキット場のごとく走り回っておられます(汗)

おたけ「おおぅ、ササが落ちるやんけぇ〜(涙)」

そんな私の心の叫びが通じないのかお子様爆走!!
で、当然のごとく大クラッシュ!
幸いにも足を滑らせただけの単身事故。
泣き出してしまうお子様。
仕方ないので助けに行きましたよ、ええ(涙)

おたけ「お〜い、大丈夫かい?」
お子様「びえええええ〜」
おたけ「あれ?お母さんは?」
お子様「ケーキ買いに行った」

この子の母上様はなんとすぐ隣の不二家にケーキを買いに行ってしまったとの事。
こんな幼児を置いてきぼりにしないで下さい、お母様(涙)

ササも落としてしまったので拾い上げてお子様に渡そうとしたその瞬間!!

短冊にプレステ2がほしいの文字がっ!!

何ですか?これはいわゆる当てつけってやつですか?(汗)
一気にほほえましい風景が音をたてて崩れ落ちていきました・・・
最近のお子様はなかなか戦略的だぁ〜